ベビーカーは、メーカーや機種によって使える月齢、機能が違います。一般的に多機能で乗り心地の良いものは重くて扱いにくい。軽くてコンパクトなものは地面からの振動が赤ちゃんに伝わりやすいため乗り心地は劣ります。生後まもなくから使えるタイプは、どうしても重く、大きくなります。
国内では製品安全協会の安全基準を満たすSG(Safety Goods)マークがついていれば、万一事故が起きた場合でも補償が受けられます。海外メーカーの商品は、その国の安全基準を満たしているか確認しましょう。また、落下防止には股、腰、肩を固定する5点式ベルトが有効です。
電車やバスでのお出かけが多い、歩道やスーパーの通路、自宅の玄関先が狭いといった場合には、軽くて小回りの利くものがよいでしょう。慣れないうちは駅の改札や道の凸凹、エレベーターなど想像以上に扱いが難しいものです。赤ちゃんを抱っこしながらでも片手で簡単にたため、自立するものを選びましょう。
一方、階段などでベビーカーをたたむ頻度が少ない場合には、乗り心地やトレンド重視で大丈夫。いずれにせよ購入前に使い勝手を試せると良いですね。
最近は三輪タイプや、有名デザイナーモデルや籐(とう)かごのものもあり、色もシックな黒からカラフルなものまでさまざまです。産前から用意したくなりますが、生後間もない頃までは抱っこひもやレンタルを活用し、赤ちゃんとのお出かけを実際に経験してから、親子にぴったりの1台を見つけてはいかがでしょう。