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  4.外出便利、抱っこひも
 (2008.11.22掲載)
 
 


 人込みや階段でも軽快に動け、活動範囲が広がる抱っこひも。家で寝かせる時にも役立つので出産後すぐ活躍するアイテムです。

 対象月齢など使用条件をよく確認し、発育に合わせて買い替えていくと使い勝手がよいでしょう。多機能をうたうタイプは装着が面倒、かさばるなどで、結局買い替えることになりがちです。

 新生児期は横抱きタイプが主流ですが、海外製の縦抱きタイプには新生児期から使えるものがあります。赤ちゃんの頭をしっかりと支え、使う人の両肩と背中にベルトで負担を分散し、疲れにくいなど機能的です。

 同様に新生児期から使えるスリング(抱っこ布)は、正しい使用方法を身につければ装着が簡単で携帯しやすく、外出先では布団代わりになるなど便利です。赤ちゃんを密着させると安全で、疲労も少ないので、サイズ選びが重要です。リングや布の材質が確かでアフターケアにも対応する、信頼できるお店で買いましょう。

 おすわりができる頃になればおでかけの機会も増えるので軽量でコンパクトに収納できるタイプが便利です。ベビーカー併用など短時間使用なら片肩タイプが手軽に乗せ降ろしできます。一方、体重が増えるので使用頻度の高い人は両肩と背中で支えるタイプがよいでしょう。

 また、家事をする時は昔ながらのおんぶひもが便利です。

 使用感、使い勝手は人それぞれなので試着をおすすめします。見本やダミー人形を用意している赤ちゃん用品店もありますから、使い比べてみると良いでしょう。

 
  (宗澤美果)  
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