グッズを選ぶ  
  6.入浴を安全に楽しく
 (2008.12.6掲載)
 
 


 生後1、2カ月ごろまで使うベビーバスには、床に置くタイプのほか、台所のシンクに置けるタイプや空気を入れるビニール製のもの、大きめの洗面台に広げて使うシート型などがあります。使う期間が短いので、たらいなどで代用したり、人から譲ってもらったりしてもよいでしょう。

 せっけんやシャンプーはベビー専用でなくても、刺激の少ないタイプなら赤ちゃんにも使えます。せっけん一つで頭も洗えます。

 入浴は、一緒に入る大人が自分の体を洗う余裕を持てないくらい慌ただしいもの。洗い場に置くバスチェアには首のすわるころから使えるものがあり、一時的に座らせておくことができます。水あかなどで汚れやすいので、シンプルで掃除しやすいものがよいでしょう。座るのを嫌がる赤ちゃんもいるので、部屋で使ってみて慣らしておくとよいかもしれません。

 2歳ぐらいまで使えるバケツ型ベビーバスもあります。いずれも、座らせている間は近くに置いて、目を離さないことです。

 以前、浴槽で使う浮輪がありましたが、水死事故が発生し、現在は販売中止になっています。

 入浴を楽しくするおもちゃは単純なものがおすすめ。浮かべて遊ぶもの、タイル壁にはったりはがしたりするシールのようなもの、パペット人形のように遊べるパイル地のミトンはいかがでしょう。

 湯上がりにはバスローブが便利。さっと子どもに着せておけば、大人の支度が済んでからゆっくり着替えさせることができます。グッズも上手に利用して、お風呂タイムを楽しんで下さい。

 
  (田中薫代)  
  ※朝日新聞社に無断で転載する事を禁じます  


「グッズを選ぶ」トップページへ戻る



(C)2009  kosodate goods and life 無断転載・複製を禁じます。