消費生活センターに行ってみよう

 消費生活センターって知ってますか?
聞いたことはあるけど利用したことはない、どういうことをしているところかは知らないと言う方もいらっしゃるでしょう。

 消費生活センターは主に契約ごとのトラブルについての相談を受けています。
契約とは何でしょうか。契約とは法律上の約束です。コンビニでおにぎりを買う、切符を買って電車で目的地まで行く、水道や電気もすべて契約の上での利用になります。契約は合意があれば口約束でも成立するのです。

 最近では携帯電話やはがきで架空請求を受けたという相談が多くセンターに寄せられています。このほかにもヤミ金融から高額な請求を受けている、マルチ商法で不要な商品を大量に購入させられた、仕事があるといわれて資格用教材の契約をしたが仕事につながらない、勤務先に勧誘の電話がしつこくかかる、などいわゆる悪質商法に巻き込まれる消費者が後を絶ちません。

 被害にあわないのが一番ですが、トラブルに巻きこまれたとき、おかしいと感じたときは早めに近くの消費生活センターに相談しましょう。また、センターには新しい情報が集まります。相談だけでなく、契約をする前の情報集めにもぜひ活用してください。啓発用のパンフレットもありますし、出前講座も行っているところもあります。

 呼び名は消費生活センターとは限らず、地方自治体や市町村によって様々ですが、各地域に必ず相談窓口は設置されています。いざというときのためにも広報やホームページであらかじめ連絡先や場所を調べておくといいですね。



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