子連れでOK!
ママの英会話サークル

 長男が2歳の時、近所に外国人の友人が出来て英会話の必要性を感じつつ、なかなか子連れでは英会話教室にも行けず、保育園に預けてまでと思い諦めていました。友人に話すと同じ気持ちだったので、思い立って、子連れOKの英会話クラスを作ろうということになりました。
 声をかけると就園前の子供がいるママで英会話を習いたい人はかなりいて、あっという間に10人集まりました。講師も友人宅でプライベートに教えに来ているネイティブスピーカーの講師の知人を紹介してもらいました。クラスも2つにわけました。
 子ども達は、授業中、同じ教室の目の届く所でおもちゃや本などを持ち寄り遊んでいます。ママの隣でおとなしく一緒に座っている時には、子どもの耳に自然に英語の音が耳に入るので一石二鳥です。わいわいがやがやと賑やかですが、メンバー間はお互い様、先生にも事前に了承してもらっているので気兼ねなく子連れで英会話のレッスンを楽しめます。

 サークル立ち上げの手順をご紹介しますと、
1. 仲間を集める

2. 公民館などの公で借りられる無料に近いスペースを確保する
 メンバーの家を持ち回りでという方法もありますが、人数が多いと個人の負担も大きく近所に気を遣うので、なるべく公のスペースが確保できるとよい。

3. 講師を探す
 自治体の生涯学習課などで登録している講師もいるので、問い合わせしてみるのもよい。既存の教室の講師を探し、交渉してみるのもよし。知人の紹介など。

4. 講師との取り決めを行う
 講師が見つかったら、講師との間の取り決め(連絡方法、時間、授業料、キャンセルの場合などどうするかなど)細かく行い、書面にて確認をとり、双方で保管。
 通常の教室の場合は、講師の質や信用問題は教室サイドで管理してくれるが、個人の紹介だとその点は不明なことも多いので、初めは授業料を1ヵ月後払いで様子を見るのがベター。

5. 講師が決まったら、メンバー同志の取り決めを行う

 会費の管理、会場予約、講師との連絡窓口など)又、授業の間に子ども達の安全で心配であれば必要に応じて保育ボランティアをつける。

 いろいろと、子どもがいると不測の事態が起こることも考えられるので、その都度メンバーで話し合うとよいでしょう。

 自分たちで立ち上げたクラスは講師の方さえ承諾してくれれば、子連れでできるだけでなく、家の近所で出来て、授業内容もある程度のリクエストも可能です。又、企業などに払う中間手数料なども発生しないので、成功すればかなりお得です。実際こういう形でおけいこを既にされている方もいらっしゃると思いますが、英会話だけでなく、ヨガやエアロビ、楽器演奏、手芸などいろいろと応用がきくと思います。なかなか既存では見つからないオリジナルのクラスも可能です。
 何かやりたいことがあるけど、小さい子を連れて出来ないわ・・・とあきらめずに、‘子連れ可’や‘保育付き’の講座を探してみてなかったら、仲間を募って始めてみては?
(野村 和泉)



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