子どもと衣服 2
<赤ちゃんの「体型」に沿った服を選びましょう>

 最近のベビー服の傾向として、大人の流行を取り入れ、凝ったデザインのものが増えています。しかし、中には赤ちゃん特有の体型を考慮していないものもあります。配慮に欠ける、動きづらい服は、赤ちゃんにとって辛いもの。購入の際は次の点をチェックしてみましょう。

@首周り 
  〜ベビーの頭は胴囲より大きいことをご存知でしたか?〜

 かぶりの服の場合は肩スナップやエンベロッブネックでないと衿元が型崩れし、赤ちゃんも着るとき嫌がります。また、首が短いのでフードやフリルはあごをこすったり、よだれで汚したり、寝るときじゃまになったり。シンプルな丸首なら重ね着してももたつかず、快適です。

Aお腹周り
  〜ぽっこりお腹はしっかり守ってあげましょう〜

 手足は少々冷たくても、お腹周りをしっかり保温してあげれば大丈夫です。上着の丈が短かったり、ボトムの股上が浅かったりなど、お腹を冷やしていませんか?
 また、赤ちゃんは大人と違い腹式呼吸ですから、ゴムがきついと体に悪影響をおよぼします。ボトムは股上がお腹の上まである、ゆったりしたものがおすすめです。
 肌着に股スナップが付いていれば、お腹が出ず、着崩す心配もありませんね。
 
B袖丈、ボトム丈
  〜大きめを選んでも赤ちゃんにはいいことなし〜

長い袖、折り曲げた袖は動きづらく、よだれなどで不衛生になりやすいものです。同様にロールアップのズボンは赤ちゃんにとっては歩きづらく、転倒、怪我にもつながりかねません。成長を見越して大きめを選びたいところですが、ジャストサイズの方が赤ちゃんもストレスを感じないはず。お店ではサイズを過信せず試着したり体にあてたりして選びましょう。また、手持ちの服を持参すると比較しやすくなります。



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