子どもと食事

 「お味噌汁、おかわり!」 子供がうれしそうにもりもり食べる姿は、とてもしあわせな「おうちのごはん」を実感します。毎日の食事は、子供の成長に欠かせない栄養を与えるだけはありません。コミュニケーションをとったり、しつけやお手伝いをさせる場でもあります。また、幼少のころからの食習慣は、何をどう食べるべきかを身につけさせ、味覚を整えることで生涯を通じて健康を維持できる能力を育てることができます。

 反面、「野菜が嫌い」「食が細い」「行儀が悪い」「作るのが大変」・・・・毎日の食卓をめぐる問題には頭が痛いのが現状です。作っても食べなかったり、こぼされてつい声を荒げてしまうこともありますよね。

 わたしたちは、そんな理想と現実のギャップを埋める手立てはないかと考えています。家庭でできる食育の基本を押さえながら、簡単に離乳食を用意する工夫や、親も子も楽しんで一緒に食事作りをするコツなどをお伝えしていきたいと思います。

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