No.16

「最新のベビーカーを見に行く」
第27回ベビー&シルバーショー@東京ビッグサイト
開催 2012年9月21日〜22日 場所 東京ビッグサイト
訪問日時  2012年9月22日(土)
午前10時30分〜12時
主催 東京都育児乗物工業
共同組合

 このイベントに行ってみて最初に驚いたのは、パパが多いこと。
イクメンが増えている証拠、と嬉しくなりました。
妊娠中の女性もちらほら、家族で新しいベビーカー選びに来ていたのかもしれません。

 入ってすぐ目の前に最新型のベビーカーがズラリと並んで本当にお見事でした。

 目立ったのは、イタリアやドイツなどヨーロッパの会社と提携したベビーカー。デザインと耐久性、乗り心地に優れている、ということですが、大型で重いのも特徴。そしてものによっては10万円超えと高価です。

 それでも、赤ちゃんの事を考えれば、乗り心地抜群で快適、電車やバスに乗らなければ取り回しもしやすい事は確か。都会での生活ですと自動改札を通れない等不便かもしれませんが、ある程度の折り畳みはできるので、車で移動が中心で保管場所がある家なら、毎日外出に使うベビーカーとしては非常に良いものが出そろってきています。驚いたことに、電動アシストつき、という製品もありました。

 最近人気の三輪タイプも大きなスペースを占めていました。こちらは大型のものから割合小型のものまでいろんなタイプがありました。思ったよりも取り回しがしやすく、安定感もありました。同じフレームを使ってショッピングカートになるものや三輪車になるタイプもあり、一つの商品を長く使いたい消費者には魅力的になっています。

 付属品も、レインカバーは当然あるとして、網戸タイプのカバー、遮光性の高い日よけ、日傘、キャリー、買い物かごなど様々です。タイヤも自転車のタイヤのように空気を入れるタイプもあり、サスペンションつきあり、シートの位置が高めのものあり、シートや日よけの色がカラフルになる一方で、黒やグレーなどの男性が使っても違和感のない色も増えていました。イクメンが増えていることをまたまた実感です。

 ここまで多様化しているとどれがいいのか、迷ってしまいます。

 高価なものを長く使うつもりだったけど、子どもが乗りたがらなくて結局親戚にお下がりであげちゃった、となる可能性もあり、ベビーカー選びも慎重にならざるを得ません。

 こういう場所でそれぞれの家庭にあった育児スタイルを見極めるのも良いかなと思いました。
(あきあかね)

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