手早く大量に洗濯したい、別に乾燥機を置くスペースがあるといったご家庭は単機能の洗濯機にするのも一つの方法です。脱衣所が狭い、明日すぐ着たい時など必要に応じて乾燥機能を使いたい、朝出勤前に干す時間がないといったご家庭では一体型が便利です。それぞれの生活スタイルに合った商品選びや、使い方を考えましょう。
 また、運転時間が最低でも3時間以上かかるため、運転中に炊飯器や電子レンジなどを使うと、ブレーカーが落ちることも。ドラム式では洗濯時間そのものも従来のものより長くかかります。乾き具合では生乾きのものがあったり、シワがめだつなどの苦情が寄せられています。機能が多いだけに、コンピューターのパネル操作に慣れないお年よりの方はとまどうことも多そうです。
 まず、洗濯物は乾くとふくらむため、どの製品も乾燥容量は洗濯容量の半分程度になっています。大量の洗濯物を一度に洗ったら、デリケートな衣類など半分近く取り出してから乾燥するか、初めから半分の容量で洗濯しなければなりません。
 冬場、洗濯物が一日中掛かっている部屋の中で生活しているご家庭も多いのではないでしょうか。家電売り場には今後の主流として、乾燥機と洗濯機が一体となった製品が並んでいます。確かに省スペースで便利そうですが、新製品だけに改良点も残ります。

洗濯乾燥機