子どもと電車でお出かけ、どうしてますか?
<後編>






 今度、子どもを連れて電車に乗ります。子どもがぐずったりして、他の乗客に迷惑にならないか心配です。また、ベビーカーを持っていくかどうかも迷っています。
皆さんがお子様と電車に乗った時はどうでしたか。電車で楽しく子どもと出かける方法を教えて下さい。    
                   むーみんママ(6歳、4歳、1歳)


 <電車内での過ごし方1・・・景色をみる>

きりこ(小1、5歳、1歳)
 
うちは、男の子ばかりなので、比較的電車で困ったことはありません。電車の話や景色を見るので、楽しんでいます。特に、運転席を見たいので、先頭に乗ることが多いです。


わか(5歳、2歳)
 5歳の息子はやはり男の子だからか、電車が好きで小さい頃からおとなしく乗っていられました。


山ちゃん(小3、2歳)
 
上の子はちょろちょろはしなかったけど、地下鉄など外が見られないと退屈してしまったので、遠回りでも、JRなど外がなるべく見えるルートで行っていました。


星の玉子(高3、中3)
 
ある程度大きくなると、やはり窓の外の景色をよく見てました。文字を覚える前はマークが大好きで、看板などにメーカーのマークがあると喜んでいましたね。靴カバーは使っていませんでしたので、必ず靴は脱がせていました。


山ちゃん(小3、2歳)
 
靴ですが、外を見る時にどうしても、座席に後ろ向きで窓の外を見る形になって座席が汚れるかと、靴を脱がせるとくるりと又戻り靴下のまま座席から降りたりして、大変です。外出用の子ども用の靴カバーがどこかで売っていたような気がしますが、そういうのを持っていた方が何かと便利ですよね。


 むーみんママ(6歳、4歳、1歳)
 通販のカタログで、靴にかぶせるカバーを見ましたが、あまり、使っている場面は見たことがありません。でも、度々、電車に乗るなら、便利かもしれないですね。


 ねっしー(小4、小2)
 皆さんがチェックしている靴カバー、私は愛用していました。もらい物でしたが重宝しました。素材はレインコートのような撥水の薄手の生地で、巾着のように足首のところがゴムで絞ってある簡単なものです(裁縫をあまりしない私でも簡単に作れそうでしたよ)。電車に座って後ろを向いている時はもちろん、ウエストポーチ式抱っこ紐の時にもササッと履かせると、万が一、他の方に触れても気が楽でした。生地も薄手なので、ウエストポーチに忍ばせて、さっと取り出せました。今思い出してみたら私の行動スタイルには合っていましたね。


わか(5歳、2歳)
 靴カバー、うちは結局使っていませんがあったほうが便利ですよね。靴を履かせたり脱がせたりって親はもちろん、子どもも面倒です。義母が「昔は靴カバー、どこにでも売っていたのに、最近は全然見ないわね」といっていました。確かに通販などでは見ますが、お店では探すのが大変かもしれませんね。使い捨てみたいなものもあったらいいかもと思います。

きりこ(小1、5歳、1歳)
 会が執筆に関わった「別冊暮らしの手帖」に「これはいらない!靴カバー」というコラムがありました。着脱が大変なので、靴を入れるビニール袋があれば充分という内容でした。実は、私も長男(1歳でした)に履かせるために靴カバーを買いましたが、結局1回も使わずに、フリマで売りました。ちょっと大きめに新しい靴を履かせるほうが、カバーよりすべらず歩きやすそうだったからです。電車でのことに限らず、子どもの自立のためにも着脱しやすい靴って大事だと思います。



 <電車内での過ごし方2・・・お菓子編>

山ちゃん(小3、2歳)
 下の子はなにしろちょろちょろしたがる。いやだなあと思いつつもお菓子攻撃です。なるべくゴミがちらからないラムネとか。


ねっしー(小4、小2)
 移動中はとにかくむずからないよう、絵本や食べかすが出づらいお菓子(飴やチョコレートなど一口サイズのもの)を持参しました。これは、同居の母の知恵ですが、長時間移動や買い物に行く前には子どものお腹をいっぱいにしたらいい、と言われました。確かにお腹がすいたら大人だって機嫌が悪くなりますよね。
 

きりこ(小1、5歳、1歳)
 1歳くらいの時は、外出にはバナナは必須アイテムです。お腹にたまるからか、喜びます。

オレンジ(小3、5歳、3歳)
 
昔は「おだまりアメ」に抵抗を感じていましたが、今はすっかり丸くなって、「アメが一番長持ちした人が勝ちね!」なんて遊びに興じる始末です。無印良品に、舐めているうちに色が変わる飴があって、しかもすごく長持ちして香りもなくて甘さがおだやかなので新幹線に乗るときは「最後の手段」として持って行きます。口の中を見せあうのはどうかと思うんですけど、ボックス席ならまあいいかと(ダメ?)。


わか(5歳、2歳)
 
子どもの気を紛らわすためには、お菓子は重要アイテムだと思いますが、ねっしーさんのおっしゃるようにこぼれるものはNGだと思います。たまに電車でパンとジュースとか食事か?と思われるものを食べているのを見かけます。私は同じ子どもを持つ身としてあまり気になりませんが、一般的にはどうなんでしょうか?


きりこ(小1、5歳、1歳)
 最近は化粧同様、大人の方も電車でパンなど食べているのをよく見かけます(観光列車ではありません)。誰を手本にすればいいか、わからなくなっていますね。



 <電車内での過ごし方3・・・乳幼児編>

山ちゃん(小3、2歳)
 ある程度、大きくなればシール帳や小さな本があればどうにか暇つぶしできました。下の子は最近はお菓子も効かなくなり、2人での外出はちょっとブルーであまりしていません。どうしてもの時は、なるべく昼寝の時間にあてることができればそのタイミングが移動時間になるようにしていますが、これも体力がついてきてなかなか上手くいかなくなりました。しばらく電車での外出はなるべく控えようかと思っているくらいです。


わか(5歳、2歳)
 
2歳の娘はすぐ飽きてしまって落ち着きがなくなります。シールブックを持ってひたすらシールを貼らせる、それにも飽きたらだっこして車両を移動します。


きりこ(小1、5歳、1歳)
 手遊びも、案外、気分転換に役立ちます。「ガタゴト電車」「トントントントンひげじいさん」「一本橋こちょこちょ」が定番です。
 グッズはいつも持ち歩きません。電車でも何でも、飽きると、結局何があってもだめなんです。そういう時、年配の方が、子どもにそっと微笑みかけてくれたりするとこちらも、とても癒されますね。
 先日は、1歳の末っ子が、電車に乗るなり、「まんま、まんま。」と大きな声で言ったので、隣の年配の方があられの小袋をくださって、とてもうれしそうに食べていて、よかったです。


あきあかね(中2、小4)
 赤ん坊だった娘が泣き始めた時に、2人のお子さんを連れたお母さんがやって来て「これ、使ってみて下さい」とサキイカをくれたんです。しゃぶらせると確かにおとなしい。こういうときの親切は骨身にしみます。それ以後、おしゃぶり系の食べ物を持ち歩きました。と言っても、アメの味を知ってからは効果が半減しました。


星の玉子(高3、中3)
 赤ちゃんの頃、どうしても泣き止まなくて、途中で降りた事があります。確かJRのお茶の水駅だったと思うのですが、ホームの駅員室のようなところで落ち着かせてもらったことがあります。他の駅でも、駅長室などでオムツ替えや授乳ができます。


<電車内での過ごし方4・・・小学生編>

山ちゃん(小3、2歳)
 
字が読めるようになってきたら、読める字探ししていました。最近は漢字もかなり読めるようになってきたの車内広告も読めますが、大きな声で読まれるとちょっと一緒にいて恥ずかしい時も・・・。でも、けっこう勉強になりますよ。


ぴっぴ(小4)
 飽きてくると、しりとりや一番上と下の文字を言って、間何文字(例をあげると、答えが”りんご”だったら、一番上が「り」、一番下が「ご」、間が一文字と言って、答えを当てさせる)ゲームをよくします。だんだん間の文字数を増やしていくと、けっこう難しいです。これもポイント制にすると、うちの子は負けず嫌いなのではりきります。 単純なものに飽きたら、あいうえお順に交互に県名を言っていき、相手がとばしたことを指摘できれば1ポイントというゲームも都道府県を覚えていた頃、やっていました。


ねっしー(小4、小2)
 移動中は、我が家でもしりとりが多いです。お兄ちゃんの方は本(マンガ?)も持って出ることが多くなりました。


星の玉子(高3、中3)
 文字を覚えだすと、駅の名前を読んだり、しりとりをしたり・・・小さい頃からゲームボーイなどの携帯ゲームを持たせていた家庭も多いのですが、普段の電車ではせっかくなので親子でしりとりなどで遊ぶことにしていました。我が家では携帯ゲームは帰省での新幹線のみでした。さすがに時間が長いので、このときだけは仕方がないと思っています。
 その他、電車でよく使ったおもちゃが「ガオガオ」の小型のもの。ブルドックの歯を押して、ロシアンルーレットみたいに当りだとかまれるというものです。キーホルダーになっていて、息子が外出時にはズボンのポケットに入れていて、よく娘と二人で遊んでいました。これはかなりの暇つぶしになりました。



 <乗り物酔い対策>

きりこ(小1、5歳、1歳)
 体操教室を行っている企業のフリーペーパーに乗り物酔いの話が載っていました。乗り物酔いを予防には、・充分な睡眠・食事をしっかりとる(脂肪分は少ないもの)・服装はゆったりめ・排便を済ませておく・本を読んだり、ゲームをしないで、景色を眺めるのがよいということです。確かに車や飛行機で長時間かけて帰省するときは、子どもにはやわらかい素材のボトムを着せるようにしています。
 マット運動(前転、後転、側転など)、鉄棒運動(回転、振り子系運動)、トランポリン運動、跳び箱運動、ブランコ・ループ状の滑り台など遊びは乗り物酔いの防止になるそうです。内耳はからだの傾きと回転を感じるので、その動きに慣れていることがいいそうです。でも、体操教室のすすめにも聞こえなくもないような



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