後部座席シートベルト着用、どうしてますか?





 6/1から改正された道路交通法では、後部座席のシートベルト着用も義務化されました。施行当初は「高速道路に限って」ですが、違反の場合は運転者の免許点数が1点減点となります。


家族で車に乗る時は、後部座席シートベルト着用をルールにしていますか?
・祖父母、親戚、友人などを車に乗せる場合、後部座席のシートベルトを締めてもらうようにお願いしていますか?
                                  


  

開け、ゴマ
 家族で乗るときには必ず後部座席でも締めることを家族のルールにしています。理由は、チャイルドシートのことに取り組むきっかけになった追突事故の際、後部座席でシートベルトをしていなかった夫はすねを強打したからです。せいぜい20q/時だったのにもかかわらず、打ったむこうずねはかなり痛そうでした。スピードを出していたら車外放出の危険性もあるなと感じました。
 祖父母、親戚くらいだと「後部座席でもシートベルトしてね」と言えますが、ママ友や子どもの友達などにはなかなか伝えづらいですね。なので、法改正のおかげではっきりと同乗の方にもシートベルト着用をお願いできていいかな?と思います。


 
 山ちゃん
 我が家では、6月から実施だね〜と話題にしながらも、していないのが現状です。2歳の息子も私が運転しないで後ろに座っていると、なかなかチャイルドシートに座りたがらなくて困っているほどです。アメリカから毎夏帰ってくる友人は後部座席でシートベルトに慣れているので、逆に、日本でシートベルトをしないことにとても違和感があるらしいです。習慣ですから、家族の間でも声を掛けあってシートベルトをしなければと思います。祖父母や友人を乗せる場合まだ後部座席でシートベルトをお願いしたことはありませんが、車に乗ってもらうたびに「後部座席でも(助手席みたいに)シートベルトが義務化になるんだよね〜」と少しずつ世間話をしながら、さりげなくお願いしていければと思っています。



あきあかね
 もちろん、誰かの車に乗る場合も含めて考えなくてはいけません。私の場合、一番可能性があるのが、息子のボーイスカウト仲間のパパの車です。朝、送っていってくれるのですが、息子たちは全然気にしておらず、うしろでワイワイ言いながら乗ってました。パパも気がつかなかったようなので、次回は息子に自分からつけるようにと言い聞かせておきます。誰かの車に乗せてもらう場合はやりにくいのですが、実際に何かあった場合、また警察に見つかった場合、乗せてくれた相手にご迷惑をかけてしまうので、そう言いながら装着すると相手も納得するかなと思っています。



山ちゃん
 6月初めに我が家での着用状況をお知らせしましたが、最近は息子にも定着してきました。もともと普段はだらしないのに、そういう社会的ルールには几帳面に守る性格なので、友人のお母さんの運転でも言われなくても自分でシートベルトしているみたいです。次男もチャイルドシートを嫌がっていますが、長男、私がシートベルトをしているのを見たら最近は自分だけシートベルトしているのではないと納得しているみたいで、チャイルドシートの上でもややおとなしくなりました。
 ところで、6月13日の日経夕刊に’相乗り送迎大丈夫?’というタイトルで記事が出ていました。 内容は、登下校や習い事の送迎に相乗りをさせる動きが広がっているが親同士の交流が無いと、事故に遭った場合に責任のとりようがなかったり、相手の運転技術がわからないので不安だったり、相乗りは親同士の信頼関係が前提というコメントが載っていました。同乗させてもらう側は、車が搭乗者保険に加入しているかを確認するといいとの提案もありました。搭乗者保険とは所有者家族に限らず、乗る人全員が等しく保険対象になるそうです。うちも現にサッカーの送迎を他の2人のお母さんと交代で相乗りさせています。自分の家族よりとても慎重に運転していますが、子供同士騒ぐとすごいことになり(後部座席のシートベルトの着用、友達 と一緒だとなかなか言うこと聞かなかったりします)、ひやっとします。損保の営業の方も言っていましたが、最近少年野球チームで車を出す人は周りからなんとなく、保険に入るように促されることが増えてきているみたいです。後部座席シートベルトとはちょっと話題ずれてしまいましたが、乗せてあげるというのは(反対も一緒)軽く考えてはいけないですね。 


  

あきあかね
 私もこの記事読みました。本当に、気軽に乗せたり乗せられたりできないものですね。いつも車を出す人ばかりに負担が行くのは気の毒だから、保険料くらいは乗せてもらっている親で分担とか、今度提案してみようかと思いました。
 いつだったかテレビでも、シートベルトの危険についての報道がされていました。後部座席のシートベルトを全部引き出して、体にぐるぐる巻いて遊んでいた子どもがシートベルトに締め上げられて抜けなくなり、救急隊を呼んで助けてもらったとか。全部引き出すとあとはじわじわ締まっていくので、そのような使いかたをしないように保護者も注意を、というものでした。それにしても、思いも寄らないことが起こるものですね。



むーみんママ 
 私の夫が運転する車に乗る時は、後部座席でシートベルトを締めるようにしています。6月以前のことでしたが、相乗りさせてもらうことが2度あって、私はどちらもジュニアシートを持参して娘にシートベルトを締めさせたのですが、友人に言っても「またまた〜」という感じで、皆、子どもを抱っこして乗せたりしていました。事故が起きるとはまったく考えられてなくて気軽に相乗りしてしまっているし、保育園や幼稚園の帰りに友達が家に遊びに来るとかで、気軽に友達を乗せたりしている光景も目にします。保育園の掲示板にでかでかとチャイルドシート着用のポスターが貼ってあるにも関わらず、ですよ。後部座席のシートベルトが義務になっても、変わらないように見受けます。また、友人の車の後部座席でシートベルトを締めようとしてもシートベルトが格納されていたり、真ん中の席にはバックルの差込口が分からなかったり、シートベルトを締めるのにも一苦労です。でも、別のサークルでは、「チャイルドシートのことがあるから相乗りはしたくない」とリーダーが言っていて、少し安心しました。
 思い出したのですが、妊婦のシートベルトの着用について間違った解釈をしていました。正しくは、「医師の指導があるとき以外は、着用しなければならない(医師の指導があれば、着用しなくてもよい)」だそうですが、なぜか妊娠していればシートベルトの着用義務を免除されると聞いていました。私が妊娠中には、自分が運転する時はシートベルトを締めていたのですが、妊娠中のシートベルトの締め方などが浸透してほしいなあと思います。



あきあかね
 そうなんですよね…後ろシートベルトするのがカッコイイという感じにならないと広がらないのかなぁ。小池百合子さんが環境相のとき、クールビズを普及させようと、エルメスとディオールまで訪ねてお願いしたのだそうです。ファッション業界すべてが「これは素敵な事なんだ」と同調してくれるように…これはある程度の効を奏したと思いました。むーみんママさんの言う通り、実際に着用しようとした時つけ方が分からない、または不具合が見つかった、そういう場合もあると思います。「まずは自家用車の後部シートベルトが正しく付けられるかどうか、確認しましょう」と呼びかけてもいいかもしれません。
  


あおぞら
 こどもの習慣というのは、ずいぶん身につくものだなと感じることがありました。
先日起きた岩手・宮城内陸地震です。私の実家は震源地にありました。結果的には平地だったので被害は小さかったのですが、20kmほど離れた妹の家では、小学生と幼児だけで留守番をしていました。小学生の姪が弟や妹に掛け声をかけて机の下にもぐったとのこと、とっさにできたとのことです。考えてみると、私たちが小さいときよりも今の子どもたちのほうが、十分な訓練を受けているのです。小さいときからの訓練や躾が自然と体を動かすものだと、改めて感じる出来事でした。
 シートベルトも同じことだと思うのです。そうするのが当たり前、そうしないと危険なんだと、気長にこつこつと話していくことが大事なのでしょう。そのうちベルトをしないと物足りなく感じるようになると信じています。チャイルドシートばかりでなく、全員のシートベルトが義務化になり大人も必然的に守ることで、子どもたちへの説得力も増すというものです。この度の法制化は、大きな前進だと思います。








消アドママのみなさんはどうなの?トップへ



(C)2008 kosodate goods and life 無断転載・複製を禁じます。