「子どものたてる音がうるさい!?」
ご近所トラブルどうしてますか?



 2週間前、住んでいる社宅の1階に新しい方が入居してこられました。ところが、私たちのたてる音が響いて悩んでいるというメールが、下のご主人から社内メールで夫あてに届きました。子どもには走らないように注意していたつもりだったのですが・・・。申し訳ないのとショックでしばらく落ち込んでいました。
 前に住んでいた方は特に何も言ってこなかったのですが、実は言わなかっただけで悩んでいたのでは・・・と考えるとまたまた暗くなったり。どんな音が下に響くのか、よくわからないので子どもが走らなくても少し足音が大きいだけで気になります。 みなさんはどうしてますか?
                 ★ぷぴぽ(小1・3歳)
                                 
                                            



 <うちも同じことがありました>

やまちゃん(小4・3歳)
 長男が3歳直前でお昼寝をして夜更かしという変なリズムがついてしまっていた頃、同じようなことがありました。夜なので、私も近所のことが気になり、怒ったり、早く寝かせようと努力していた矢先、ほとんど面識のない階下の旦那さんが突然いらして、「お子さんだと思うのですが、夜遅くまでうるさいので、気をつけてください」と苦情を言われました。ちょうど、後ろで長男も聞いていて話もわかるころだったので、それからは、「下のおじさんにも怒られたでしょ!!」と注意すると、夜起きていてもしおらしくするようになりました。そのあとも、掃除機の音がうるさいとか、2度ほど電話がありました。階下への音はうちはかなり神経質になっていますが、男の子二人だと抑えが聞かなくて(泣)、いつも怒鳴っています。一軒家だったら、もう少しのびのびさせてあげられたかなあとかわいそうにも思います。

あきあかね(中3・小5)
 いや、戸建てでもトラブルを聞きますよ。
 近所でご主人の実家に母親と同居していた若夫婦は、老いた父母をひとりで介護しているお隣の息子さんから「子どもの声がうるさい」と苦情が来て、子どもたちに「大声を出さないように」などと注意してばかりで気が滅入っていると話していました。結局、その若夫婦はおばあちゃんを残して別居してしまいました。

ねっしー(小5・小3)
 あきあかねさんのご意見、二世帯同居の私はすごく共感するところが多いです。
 うちは木造2階建ての2階に住んで、1階には夫の親世帯が住んでいます。うちは長男が小学校に入る頃までは寝ぐずりがひどく、大声を出し、何をやっても泣き続けるという日々でした。母から何度も「泣かせないの、ご近所に迷惑だから」と2階に上がってきて言われ、ノイローゼぎみになっていたこともあります。 今は寝ぐずるのもなくなり、ほっとしていますが、叱るときの声は全部丸聞こえなので、後で冷や汗をかくこともあります。

星の玉子(大学生・高一)
 子どもたちがまだ小さかった頃に住んでいたのはアパートの2階。下には、80代のおばあさんと60歳代くらいの娘さんが住んでいました。普段はたいして文句も言われていなかったのですが、おばあさんが亡くなり、お葬式をそのアパートで行うというのです。そのときに、「お葬式の間は、2階にいないでほしい。お経をあげている間に位牌が倒れたりすると困るから。」と、かなりきつい調子で言われ、絶句しました。お葬式の時間はちょうど夜の6時から9時くらいだったでしょうか。確かに、当時4歳と1歳の子どもですから、うるさいのは悪いと思っていましたけれど、だったら、時間を昼間にするか、他に会場などを借りるとか、どうして考えないのか、不思議でした。仕方なく友達の家で終わるまで避難していましたが、翌日は幼稚園だってあるのに!!と私は怒り心頭でした。なんだか未だに釈然としない出来事でした。


 <苦情にはこうして対処>

星の玉子(大学生・高一)
 アパートからマンションに引っ越しました。変わった造りの建物で、我家は上下に部屋がなく、子どもたちの騒音を気にする必要がなくてヤレヤレです。

ぷぴぽ(小1・3歳)
 いろいろ悩んでも変わらないので、今日子どもを連れて1階の奥様に謝りに行って来ました。朝晩気を付けるようにして、土日はなるべく家にいないようにしようか?と夫と話しています。3月には引っ越すので、それまではとにかく注意して過ごしていこうと思います。これが分譲マンションで引っ越しができない状況だったら、かなりストレスがたまったことでしょう。

やまちゃん(小4・3歳)
 うちの場合、苦情を言われたのが、階下の奥さんが妊娠して産休に入って体調もあまり良くなかった頃だったようです。その後階下のお子さんも成長し、「子どもがいたら仕方ないなあ」と思われたのか、しだいに苦情も言われなくなり、マンション内で会えば多少世間話もするようになりました。ずっと言わないで悶々とされるより、言ってくれる方がお互いいいのかなとプラスにとらえています。社宅だと、普通のマンションより余計気を使うでしょうが、ケンカにならない程度に話し合って、お互いが気持ちよく住めるようになるといいですね。

ねっしー(小5・小3)
 今は夜9時過ぎには子どもたちを自分たちの部屋へ行かせるようにしているので、以前より夜は静かになりました。小3の次男は布団に入れるとすぐに寝てしまいます。私自身も、夜10時以降は洗濯機を作動させないように気をつけています。

やまちゃん(小4・3歳)
1回目の苦情のときに「音が下に響かないように、防音マットでも敷かれたら?」と言われました。全面敷くのは大変ですが、その後リフォームをする際に、床材を子ども部屋は一番階下に音が響きにくいものにしました


 <こんな工夫をしています>

ねっしー(小5・小3)
 友人からこんなことを聞きました。
1.音にうるさいマンションなので、夜8時以降は洗濯機を作動させない。
2.階下のお宅には年に2度ほど(主に夏と冬)、旅行などのお土産を渡してご挨拶に伺う。その際は、二人の息子たちも連れて行くということでした。なぜ連れて行くのか?と聞いたところ「子どもの成長も見せられて、わかってもらいやすいでしょ」との答えにすごく感心しました。友人はもちろんマンションのエレベーターとかでお会いした際にも、自分から率先してご挨拶をするよう心がけているということでした。

やまちゃん(小4・3歳)
 本当に、迷惑をかけていそうな近所の方は、こちらから積極的に挨拶するべきですよね。以前、テレビで見ましたが、音が気になる原因のひとつとして、心情的なものも大きいようですので、全く知らない他人の音は、とても気になるけど、家族構成や状況がわかっている場合は、多少仕方ないな〜と思えることもあるようですから。これは、子ども同士のトラブルにも通じると思います。

ねっしー(小5・小3)
 集合住宅の住まい方として、いろいろ学ぶところがありますね。私の知り合いは、池袋のマンションに引っ越して来てお隣に挨拶にいったら、「ウチは結構です」と、出てきてももらえなかったそうです。「普通の若夫婦のようだったけど、これからどう付き合ったらいいのかしら。 いや、付き合わないようにしたいのよね、きっと」と苦笑いしていました。

あきあかね(中3・小5)
@「子どもがいてうるさいかと思います。一応、防音のコルクマットを敷いているのですが」などと菓子折りでも持って、先回りしてご挨拶と防音の努力をアピールする。
A床に、コルク材、防音マットなど防音効果のあるものを使ってみる。
B子どもを外で十分遊ばせて疲れさせ、家では静かにさせる。
C子どもに室内履きをはかせる。
Dちょっと高いけど、はじめからピアノ可などの「防音性能」の高い物件を選ぶ。または逆に幹線道路沿いとか騒がしい場所にある物件なら、近隣の生活音が気にならなくなる。


お天気ママ(高1・中2)
 防音マットは、「コツコツ」という音には効果的でも、子どもがとんだりはねたりする「ドシンドシン」にはほとんど役立たないそうですよ。集合住宅の構造的な問題のようです。
 これだけ日本は技術力があるんだから、子どもがその上でどんなに跳ねたり踊ったりしても衝撃を吸収して床に響かなくする「ぴょんぴょんマット」みたいなものが開発されないもんでしょうかね。大ヒット商品になると思うのにね。

やまちゃん(小4・3歳)
 子どもの本質は時代を経ても変わらないでしょうし、昔から、子どもの足音などのご近所トラブルはずっとあったでしょうから、ご提案のようなマットが開発されないのが不思議です。住宅メーカーや、リビング雑貨として、開発されるべきだと思うのですけどね。無いなら、発明すれば特許ものですよね。


<おたがいさま>

やまちゃん(小4・3歳)
 斜め上のお子さんが、時々夜走る(?)音が聞こえ、大きくなった長男が「うるさいなあ〜」と過去のことも忘れて、文句言いますが、逆に私は「あんたも、うるさくて苦情言われてたんだから〜、お互い様だよ」と長男に言っています。

星の玉子(大学生・高1)
 引っ越して解決したと思ったのに、今度は逆に近所の子どもたちの音がうるさいと大きくなった娘が怒っています。娘の部屋にベランダ越しに聞こえてくるのです。野中の一軒家ではないので、仕方がないですね。


お天気ママ(高1・中2)
 消費者トラブルとは全く関係ないのに、苦情の持って行き先がないのか、ご近所トラブルは消費生活センターの相談内容の常連なんですよ。
 子どもが小さい頃、賃貸マンションに住んでいましたが、お子さんがたくさんいるご家族の上の部屋を選びました。同じ立場なら、苦情はきませんものね。
 そういえば、ご近所トラブルの解決を指南する「2階で子どもを走らせるなっ!」というタイトルの新書が結構おもしろかったです。実際にトラブルに直面している人が具体的な解決方法を求めようとすると肩透かしをくらいますが、事例が物語仕立てになっていて、「うちだけじゃない」「うちの方がまだまし」って思うかも。




消アドママのみなさんはどうなの?トップへ



(C)2009 kosodate goods and life 無断転載・複製を禁じます。