みなさんの読書活動はどうなの?



 昨年度、娘が通う小学校で“朝の読書活動”が始まりました。
朝の10分間に好きな本を読むというもので、学校全体の取り組みとのこと。
 うちの娘が読む本は「かいけつゾロリ」シリーズばかりです。 ほかには、占いの本も欲しがりますが、皆さんのお子さんはどうでしょうか。
 また、学校での読書活動への取り組み、お子さんの読書について思うことなど、教えて下さい。
 また、みなさんが小学生だった頃の思い出の本はありますか?          
(むーみんママ 小3、小1、3歳)

学校やPTAなどの取り組み
ぷぺぽ 小2、4歳
 息子の小学校では、火曜日の朝15分間の読書時間と金曜日4時間目が読書の時間みたいです。他に副読本のようなものがあって、宮沢賢治とか民話などがのっていて宿題で読んでくるとか暗唱するとかがあります。

きりこ 小4、小2、3歳
 子ども達の小学校では、水曜の朝に読書の時間があります。1、2年にはボランティアの方が読み聞かせをして下さっています。図書の時間は、1年は週1回あります。2、3年は隔週です。
 
あきあかね 高2、中1
 小学校には「本と仲良しの会」という、保護者と先生による読み聞かせのグループがあります。希望する保護者は順番に月1回、朝読みに行きます。その割り当てをするのが、「本と仲良しの会」。PTAとは別の組織で、役員とかけもちしている人もいますが、普段PTA活動にかかわらなくてもこちらの活動には参加するという人もいます。
 いろんな活動をする団体がある、という事は選択肢が増えて良いことだと思います。
この「本と仲良しの会」を卒業した保護者でつくる会もあり、年に1回、学校の縁日の日に紙芝居を読んでくれます。
 残念ながら、小学校では放課後の図書室を開放していません。学校としては大人の図書管理ボランティアがいないと開けられないそうです。それをこのOBにお任せしようか、という案もありますが、人が集まらず難しいようです。
 でも私は放課後の学校図書館は子どもに開放するべき、と思うのですが。
 
山ちゃん 小6、4歳                         
 息子の小学校では、ボランティアの読み聞かせの団体があります。学期に2~3回、朝の1時間目前の15分間、各クラスを回っているようです。人数が多ければもう少し回数が増やせるのでしょうが、現在はボランティアの数が少ないようです。 
 息子の担任曰く、本もたくさん読ませたいが、外遊びもいっぱいさせたいので(特に午前中の15分休みと昼休み)、読書の時間をとるのが難しいそうです。図書館にはいい本が数多くありますが、息子も外遊び派なので、図書館に行く時間がないようです。
 東京都三鷹市ではかなり読書活動が積極的で、図書館以外にも地域・家庭文庫が、現在もまだ活発に活動をしていて、子どもたちは気軽に読書が出来る環境が整っているとのことです。また、教員が図書館教諭として兼任している学校が多いなか、学校図書館に専門の司書を配置しているそうです。 このように読書活動が積極的な自治体がもっと広がればいいと思います。                       


積極的に読書しています
きりこ 小4、小2、3歳
 図書館や近所の図書室は、よく利用しています。幼児期は、昼寝前に読み聞かせをしていました。今は、夜9時までに寝る準備ができたら、読むことにしています。読み聞かせのおかげか、2人共、音読が感情豊かだと、先生にほめていただきました。
 小4の息子は活字中毒なので、飢えてくると「育児本」まで読みあさり、私へダメだしをするので、困ったものです。

山ちゃん 小6、4歳
 上の子は、年齢や興味にあった本を私が探して息子に渡すと、ちゃんと読んでいるようです。それがシリーズものでハマると、まとめてシリーズを積極的に読んでいます。下の子とは、定期的に図書館に行き、子どもの好きな本と私が読んであげたい本を取り混ぜて借りて読み聞かせをしています。


読書に関する悩みと対策

あきあかね 高2、中1
 以前は寝る前の読み聞かせなどしていたのですが、小学校高学年ともなると部屋に入るのも気を使います。子ども達が自分で好きな本を買ってきて読んでいるので、もう任せてしまっています。

きりこ 小4、小2、3歳
 小2の息子は、活字に興味がなかったのですが、この夏にカブトとクワガタに興味を持った時、『図書館には、どんな本もあって何でも調べられるんだよ。』と教えると、毎週のように図鑑を借りてきて、一生懸命読むようになりました。

ぷぺぽ 小2、4歳
 小学校に入る前までは、寝る前に必ず絵本を読んでいたのですが、宿題をやっていたりすると寝る時間が遅くなったりして最近は全然、読んでいなくて、息子も本に対する興味が薄れてきたのが悩みです。
 息子は自分で本を読むというところまでは熱意がないみたいです。かといって、親から本を読め読めいうのは避けたいと考えています。私が子供の頃、本を読むのが好きだったのですが、自分にとってあまりおもしろくないと思える本を読め読め言われて、本が嫌いになってしまった
経験があるからです。

山ちゃん 小6、4歳
 小学生になっていきなり本を読みなさいと言っても難しいので、なるべく小さい時から本に触れさせておくことと、周りに本があること、好きな本を読ませること、時には新たな分野を大人が提案してあげることがいいのではないかと思います。
 授業でまだ習っていなくても、本を読むとそこから知識が豊富に得られます。「6年生で歴史を習うので、その前にまんがでもいいから『日本の歴史』を読んでおきなさい」と与えたら、おもしろかったらしく、何度も読んで細かいことも覚えています。今話題の「坂本龍馬」の伝記も読み始めました。
 どんな分野からでもいいので、楽しいと思える本がみつかることが読書を続けられる秘訣ではないでしょうか。


思い出の本は

ぷぺぽ 小2、4歳
 私が小学生の頃好きで今でも覚えているのは、「はれときどきぶた」です。図書館で探してなくて、聞いてみたら所蔵庫から出してくれました。読み聞かせながら息子も娘もゲラゲラ笑っていました。

きりこ 小4、小2、3歳
 私自身も、保育所長をしていた伯母の影響で、家に絵本がたくさんありました。特に『しろくまちゃんのほっとけーき』は、絵本を見ながら、母にホットケーキをつくってもらいました。
 高学年で思い出深いのは、なんといっても『ナルニア国物語』です。最近、映画化されていますが、心に描いた景色は鮮やかに残っています。

 

昨年、当会で発行した小冊子Vol.6「ちいさい目大きい手~園児期の心の成長に寄り添う」の中に、幼児期の絵本の読み聞かせや地域の取り組みについて掲載しています。

      小冊子のご紹介ページはこちらから>> 
 



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