進学・入学の準備、どうしてますか?


 4月は新しい生活が始まります。
初めてのお子さんだと、何を準備したら良いのか、また、絶対に必要なものなのか、どんな点に注意したら良いのか迷うことも多いでしょう。
 先輩ママたちにそのあたりを聞いてみました。 

保育園
=慣らし保育について=
ぴんく
 小3、3歳
保育園の場合は預ける時間が長いので、2週間~1ヶ月かけて慣らし保育が必要となる保育園がほとんどです。1週間ごとに2時間ずつくらい園で過ごす時間を長くしていきます。慣らし保育期間後に育児休職から復帰できればベストですが、市町村や会社によっては融通がきかなかったり、お母さん側が慣らし保育を知らずにいて直前になって慌てたり…というケースを耳にすることも多いです。
慣らし保育の期間を、家族の協力や地域サポートの利用で切り抜けることがまず最初の難関になるようです。

=母乳からミルクへ=
ぴんく 小3、3歳
赤ちゃん期からの入園では、母乳からミルクへの切り替えも大変です!また、うちの下の子はもう10ヶ月でしたが、まだしばらくは哺乳瓶が必要な時期だったので、哺乳瓶を新たに買い足さなくてはなりませんでした。園では洗浄はしてもらえないので、5本くらいは必要になります。なんだかもったいなかったです。

=着替えも多めに=
むーみんママ 小3、小1、3歳
保育園ではお昼寝が始まると、パジャマのやりくりが必要になります。夏場は毎日、持ち帰るので、予備のパジャマもいりますし、何かと着替えが多く、必要なTシャツの枚数も多くなります。


幼稚園
=親の言動に注意=
山ちゃん 小6、4歳
上の子の時も、保育関係者に言われましたが、入園前に「幼稚園に入るんだから、これが出来なくては・・・。」とか、「こんなことも出来ないと、幼稚園に行っては困るわよ」などというような不安をあおるようなことは言わないように気をつけるように心がけます。
また、親の緊張感を察してか、幼稚園入園直前は、子どももいつもより甘えたり、わがままになったりするので、親も極力平常心でいられるように心がけるようにします。

きりこ 小4、小2、3歳
入園説明会で今回も言われたのは、「そんなことすると幼稚園に行けないよ!」などとは言わないように・・でした。
うちは、幼稚園に行きたくない子なので、「幼稚園はたのしいよ~!」攻撃でしたが。


保育園・幼稚園共通
=絶対必要な『名前書き』=
むーみんママ 小3、小1、3歳
名前書きのグッズもいろいろありますが、だいたい直接、書くことが多かったです。給食グッズや歯ブラシに直接、書いた名前はすぐ消えてしまうので、書き直すか、透明のシールを貼るといいのですが、忘れてしまうことが多かったです。

=子どもに教えておこう、新しい生活=
あきあかね 高2、中1
幼稚園や保育園はわかる範囲内でこれからの事を子どもに話しておきます。
お母さんと離れて先生や友達と遊んだり、お昼ご飯を食べたりすること。
保育園ならお昼寝すること、夕方には迎えに行くこと。

きりこ 小4、小2、3歳
面接の時に必ず言われるのは、うちの幼稚園はあえて和式トイレにしてあるので、練習しておいてください。ということです。
うちは、男の子なので、これは大丈夫でした(大きいほうは洋式です)。
我が家は、みんな年中入園なので、特に親と離れることなどは説明しませんでしたが、 いろいろわかる年齢だけに、プールなど具体的な不安が多いようでした。

=思ったより大変、手作りグッズ=
あきあかね 高2、中1
保育園のときは、シーツや毛布カバーなどの手縫い品が思いのほか多かったことを覚えています。
平日は仕事をしているので、週末にまとめて行うのですが、これのために結構夜更かししました。
手作り品のほか、提出書類や必ず出席する行事などどのくらいあるのか、事前に園長先生などに確認しておき、家族に手伝ってもらうなど対策をとっておけば良かったと思いました。

山ちゃん 小6、4歳
幼稚園によって、親が作らなくてはいけないものが多かったり、サイズやメーカー指定のものがあると、準備も時間がかかります。
お仕事されていたり、下の子がいたりして時間がないと、近所の手芸店などでオーダーで作ってくれるところもありますので、無理しすぎないように、上手にこのようなものを利用する手段もあります。

きりこ 小4、小2、3歳
うちの子達の園は、手さげ、上履き入れ、なわとび袋から、防災頭巾兼座布団まで手作りでしたが、なんとかミシンでつくりました。
苦手なお母さんは、実家のお母さんに発注かプロに発注している方もいるようでした。
うちは、手提げにその子の手型と足形をフェルトでアップリケしていて、時々あてては「大きくなってる~!」と喜んでいました。
キャラクターものの布地が多いので、ギンガムチェックはかえって判別しやすいように 思いました。

=服装もチェックが必要=
むーみんママ 小3、小1、3歳
保育園の入園時、長女は最初、ずっとスカートを履いて登園したがったのですが、通園している園ではズボンを勧められました。園長先生から娘に説得し、何日かかかって、ズボンを履いて登園するようになりました。
幼稚園だとスカートが制服のところもあるので、園によってかなり違いますよね。
服装の点では年少組の場合、自分で脱ぎ着しやすい服とか、余計なひもがついていないものを選ぶとか、冬の上着はフードつきのものは避けるなどがあります。

山ちゃん 小6、4歳
制服などはとりあえず基本的に一式づつ揃えて、汚れや使用頻度によって買い足したり、卒園児のいるご家庭からお下がりがまわってくることもあるので、しばらく様子を見てから増やしていけばいいと思います。


小学校
=子どもに教えておこう、新しい生活=
あきあかね 高2、中1
小学校の場合は、事前に通学路の危険な場所を子どもとチェックしました。
学童に入れる場合は、その事も教えておきます。
学童の事を忘れて、最初のうち学校が終わったらサッサと留守の家に帰ってしまった子もいたと聞きます。

山ちゃん 小6、4歳
長男の時は徒歩通園の幼稚園だったので、小学校の方が体も大きくなり道のりが短く、負担は感じなかったようです。
しかしバス通園のお子さんは(うちの次男もそうですが)、重いランドセルを背負い、子どもだけで学校まで往復するだけでもかなり気を遣い、はじめは疲れるようです。
入学を控えて、親子で通学路の確認や、荷物を持って交通ルールにのっとって歩く練習をしておいた方がいいと思います。

きりこ 小4、小2、3歳
春休みに校庭に遊びに行ったりして、学校への行き帰りの行程はもちろん、学校の雰囲気を感じておくといいですね。
入学してすぐは、体育で固定遊具を使うので、慣れておくと安心ですね。

=古い教科書やノートはどうしてる?=
あきあかね 高2、中1
教科書屋ノート、テストや学習教材は1年間くらいとっておきますが、その後は処分してます。
最近は子どもが勝手に処分して、去年の教科書がないということもあります。
でも、テストで復習してみることもあるので1年くらいは保管しておきたいと思っています。

ぴんく 小3、3歳
学校のプリントってなんであんない多いのでしょう!?
入学当初はファイルを用意したりしましたが、はっきりいって必要なかったです。今はせいぜい2~3ヶ月でどんどん処分しています。
教科書は今のところはとってあります。が、こっちも必要はなさそうです。勉強の復習には必要ないので思い出としてとっておくかどうかですね。
製作ものはあまりかさばらないものはなんとなくダンボールにひとまとめにしています。
写真におさめて…というのをしたいのですが、整理する暇がなくためてしまっています。

山ちゃん 小6、4歳
前年度の作品はすべて取っておくとスペースもとるので、愛着のあるもの以外は写真にとって子どもが納得すれば処分していってもいいと思います。
また、季節の作品はとっておいて、その時期になったらまた飾ったりしています。
教科書は1年生から5年の今までとっていますが、卒業を期に来年は捨てるかもしれません。
テストは、小テストは点数を見て、わかっているようなら、こまめに捨てますが、学期末のテストはとっています。
特に、点数が思わしくないもの、よく理解が出来ていないような間違いがあるものは、もう一度見直す題材にしています。

きりこ 小4、小2、3歳
作品類は、園や学校でまとめてくださったものは、そのままとってあります。
それ以外も、本人と相談してとっておくものを決めます。
春休みは宿題もないし、こういう整理や振り返りができるからいいですね。
立体作品は、写真をとったら処分する予定ですが、ちょっと増えつつあります。
行事ものの鬼のお面やリースなどは、季節毎に飾っています。

=進級後の過ごし方=
山ちゃん 小6、4歳
クラス替え直後は、入園、入学時と同じくらい子どもも落ち着かないので、なるべくストレスがたまらないように心身共にリラックスできるような雰囲気を家庭で作れればいいと思います。
お花見や屋外でのんびり春を楽しむのはいいですが、この時期に週末予定を詰め込みすぎると、GW過ぎたころに疲れが出てくるかも・・・。


中学校以上

=カバンや靴など=

あきあかね 高2、中1
学校で決められたものがあれば迷わないのですが、自由な場合がかえって大変です。
中学生ともなると親が一方的に用意したものは気に入らないと思います。
面倒ですが、子どもも一緒にお店につれて行って選ばせ(お店は親が選んで良いと思うけど)選ぶ時にアドバイスするという事になると思います。
もしかしたら、友達と一緒に選ぶかもしれませんが、その時でもあんまりなものを選んで来ないようにアドバイスできるように情報を集めておきたいです。

=その他の支出=
あきあかね 高2、中1
私立の中学校は学費や入学金以外に制服・教科書等で10万円ちかくかかりました。
公立でも制服等の準備品は結局あまり変わりません。教科書が無料なくらい。
でも参考書は買いますから、やはり10万円程度考えた方が良いようです。
思わぬ出費があるものなだなぁと感じました。
部活も何を選ぶかによって準備するものが変わるかも知れませんから、学校説明会などで確認しておくと良いかもしれません。


全体的に言えること
=リサイクル等があれば利用=
あきあかね 高2、中1
準備品は新しい物を購入するだけでなく先輩から譲ってもらうのも1つです。PTAなどにそういう仕組みがないか、先輩ママに聞いてみても良いでしょう。
ネットオークションなどを利用して希望の品を安く入手する人もいます。
サイズなどで失敗の少ない通学カバンはそれも良いかもしれません。

=先輩ママや学校に確認しよう

むーみんママ 小3、小1、3歳
いずれにしても、学校や園によって方針が違うので、分からないことは先輩ママや先生に確認することですね。

あきあかね 高2、中1
子どもの小学校ではランドセル以外での通学は禁止で、リュックを買ってしまった家庭は直接学校に交渉していました。
学校説明会で説明するとは思いますが、聞き逃してしまうこともありますので、持ち物等で不安な場合は学校に確認してみると安心です。

=新しい生活をイメージ=
あきあかね 高2、中1
春休みのうちに、机や引き出しやおもちゃ箱を整理整頓させます。この際ですから、小さくなった机を取り替えるなど子ども部屋のレイアウトを変更したり、図工の作品を処分するなど子どもも巻き込んで新しい生活のイメージをふくらませ、親子で整理するチャンスかもしれません。
また、親の方もたまりにたまった写真を取捨選択してアルバムに貼ったり、電子データに取り込むなど思い切って整理することも考えてみたいと思います。



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